画像を埋め込む要素 0:15
HTMLで画像を表示する際は、img
要素を使います。画像ファイルは、src
属性を使って参照します。
要素名 | 意味・役割 |
---|---|
img |
画像 |
画像を表示したいところに、
img
要素を記述。
0: 40
img
要素はimageの略でHTML文章内に画像を埋め込みます。このimg
要素は、空要素で、src
属性を用いて画像を参照します。
- カテゴリ
- コンテンツ・モデル
- 空要素
- 主な属性
img
要素の基本的な使い方
img
要素は、参照する画像ファイルのパスを、src
属性を使って指定します。なお、何らかの原因で画像が表示できない場合があるので、alt
属性を使って画像の代替えテキストを指定しておくようにしましょう。
img
要素のサンプル
もし、何らかの原因で画像が表示されない場合は、alt
属性の値が表示されます。下記は、src
属性で指定した参照先に画像ファイルが存在しなかった場合の例です。
画像を表示してみよう 4: 55
それでは、img
要素を使って画像を挿入してみましょう。
- 「Chapter14」フォルダ内の「index.html」をテキストエディタで開く
-
下記を参考に、
img
要素をマークアップ
- 上書き保存し、ブラウザで画像が表示されているかを確認
画像にリンクを指定してみよう 8:21
img
要素をChapter12で紹介した、リンクを表すa
要素で挟む事で、画像全体にリンクを設定できます。
- 「Chapter14」フォルダ内の「index.html」をテキストエディタで開く
-
下記を参考に
a
要素を追記
- 上書き保存し、ブラウザで画像にリンクが設定されているかを確認
画像のサイズを変更する方法 9:53
上記の例では画像が元のサイズで挿入されます。width
属性やheight
属性を利用する事で画像をサイズを変更することも可能です。ただし、画像を拡大すると画質は荒くなりますし、画像を小さくする場合でも通信しているファイル容量は元の画像サイズのままですので注意して下さい。また、画像のサイズを変更しない場合でもwidth
属性やheight
属性で元サイズを指定しておくと、これらの属性を使わない場合より、ほんの少し表示速度が早くなります。(体感できない程度ですが)
画像のサイズを変更したサンプル
width属性とheight属性を使ってみよう
それではwidth
属性とheight
属性を使って画像の元サイズを指定してみましょう。
- 「Chapter14」フォルダ内の「index.html」をテキストエディタで開く
-
下記を参考に
width
属性とheight
属性を追記
- 上書き保存し、ブラウザで画像が表示されているか確認
練習問題 12:55
「Chapter14」フォルダ -> 「quest」フォルダ -> 「index.html」を開いて下記の問題を解いてみましょう。なお、解けた問題は問題文の横のチェックボックスをオンにしましょう。
-
-
文字列「ホーム」
- 画像ファイル:「images」フォルダ内の nav-home.png
- 代替えテキスト:ホーム
- 画像の幅:192px
- 画像の高さ:48px
-
文字列「企業情報」
- 画像ファイル:「images」フォルダ内の nav-about-us.png
- 代替えテキスト:企業情報
- 画像の幅:192px
- 画像の高さ:48px
-
文字列「よくある質問」
- 画像ファイル:「images」フォルダ内の nav-faq.png
- 代替えテキスト:よくある質問
- 画像の幅:192px
- 画像の高さ:48px
-
文字列「ホーム」
まとめ 19:21
画像の表示方法はわかりましたか?
- 画像は、
img
要素で表示する - ファイルの参照は、
src
属性で指定する alt
属性に代替えテキストを指定する