ol要素とは
<ol>
要素は、ordered listの略で番号順リストを表す要素です。項目の順序に意味がある箇条書きに使います。なお、箇条書きの各項目は、<li>
要素を使って表します。
- 意味・役割
- 番号順リストを表す要素。
- 利用できるバージョン(HTML4.01以降)
- 全てのバージョン
- コンテンツ・カテゴリ
-
フロー・コンテンツ。
子要素に1つ以上の<li>
要素がある場合は、パルパブル・コンテンツ
(HTML5より前:ブロックレベル要素) - コンテンツ・モデル(梱包できる要素)
-
0個以上の
<li>
要素 - この要素を配置できる親要素
- フロー・コンテンツを配置できる要素
ol要素で使える属性
どの要素にでも使えるグローバル属性と以下の属性が使えます。
compact属性 廃止
リストをコンパクトな表示にする属性です。HTML4.01以降は非推奨、XHTML1.1で廃止になりました。同様の表現を行うには、CSSの line-height
プロパティで、"80%
"または、"0.8
"と指定しましょう。
- 属性値
-
"
compact
": コンパクトに表示 - 利用できるバージョン(HTML4.01以降)
- HTML4.01 (Transition/Frameset)、XHTML1.0 (Transition/Frameset)
reversed属性 HTML5で追加
リストの順序を逆順にする属性です。HTML5から追加された属性です。
- 属性値
-
"
reversed
": 逆順 - 利用できるバージョン(HTML4.01以降)
- HTML5 〜
start属性 HTML5で再導入
リストを開始番号を指定する属性です。HTML4.01では非推奨ですが、HTML5で再導入されました。
- 属性値
- 整数値: 開始番号
- 利用できるバージョン(HTML4.01以降)
- HTML4.01 (Transition/Frameset)、XHTML1.0 (Transition/Frameset) HTML5 〜
type属性 HTML5で再導入
箇条書きの行頭記号の種類を指定する属性です。<ol>
要素においてのtype
属性は視覚的な表現を行う目的ではない箇所でも使うことがあるので、HTML5で再導入されました。ただし、視覚的な表現を行う目的で使用する場合は、CSSの list-style-type
プロパティで行うようにしましょう。
- 属性値
-
- "a": 小文字のアルファベット (a, b, c, d, …)
- "A": 大文字のアルファベット (A, B, C, D, …)
- "i": 小文字のローマ数字 (i, ii, iii, iv, …)
- "I": 大文字のローマ数字 (I, II, III, IV, …)
- "1": 数字 (1, 2, 3, 4, …)
- 利用できるバージョン(HTML4.01以降)
- HTML4.01 (Transition/Frameset)、XHTML1.0 (Transition/Frameset)、HTML5 〜