br要素とは

<br>要素は、line breackの略で改行を表す要素です。主に、住所や詩などの文の分割が重要なところに、この<br>要素を使います。

意味・役割
改行を表す要素。
利用できるバージョン(HTML4.01以降)
全てのバージョン
コンテンツ・カテゴリ
(HTML5より前:インライン要素
コンテンツ・モデル(梱包できる要素)
空要素
この要素を配置できる親要素
フレージング・コンテンツが配置できる要素

br要素で使える属性

どの要素にでも使えるグローバル属性と以下の属性が使えます。

clear属性 XHTML1.1で廃止

要素の回り込みを解除のする方向を指定する属性。この属性は視覚的な表現を行う属性で、HTML4.01以降は非推奨、XHTML1.1で廃止になりました。同様の表現を行うには、CSSの:clear プロパティで行うようにしましょう。

属性値
  • "none": 回り込みの解除をしない
  • "left": 左方向の回り込みを解除
  • "right": 右方向の回り込みを解除
  • "all": 両端の回り込みを解除
利用できるバージョン(HTML4.01以降) HTML4.01で非推奨
HTML4.01 (Transition/Frameset)、XHTML1.0 (Transition/Frameset)
使用例
<br clear="all">

br要素のサンプル

br要素の例
<address>
  〒123-〇〇〇〇<br>
  東京都〇〇区〇〇1-2-3
</address>
ブラウザでの表示例

RERUN

br要素の注意点

<br>要素は、文章内で文の分割をが重要な箇所で改行を行う要素です。もし、段落を文化かつする用途で使う場合は、 <p>要素を使いましょう。また、スペースを空ける目的で、<br>要素を連続して使うこともやめましょう。もし、文章間にスペースを空ける必要があれば、CSSの:margin プロパティで行うようにしましょう。

仕様

HTML5.1
4.5.29. The br element
HTML5
4.5.29 The br element
HTML4.01
Forcing a line break: the BR element

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