dt要素とは

<dt>要素の "t" は、termの略で用語説明型リスト（<dl>）の用語を表す要素です。用語説明リストの 用語を、この<dt>要素でマークアップし、用語に対しての説明を、<dd>要素を使ってマークアップします。

意味・役割

用語説明型リストの用語を表す要素。
（HTML5より前：定義リストの用語を表す要素）

利用できるバージョン（HTML4.01以降）

全てのバージョン

コンテンツ・カテゴリ

なし。
（HTML5より前：なし）

コンテンツ・モデル（梱包できる要素）

フロー・コンテンツ。
ただし、子孫に セクショニング・コンテンツの要素、ヘディング・コンテンツの要素、<header>要素、<footer>要素は配置できない。
（HTML5より前：インライン要素のみ）

この要素を配置できる親要素

<dl>要素の中で、<dt>要素または、<dd>要素の前

dt要素で使える属性

どの要素にでも使えるグローバル属性が使えます。

dt要素のサンプル

基本的な用語説明リストの例

<dl>
  <dt>HTML</dt>
  <dd>WEBページの文章構造を記す言語</dd>
  <dt>CSS</dt>
  <dd>WEBページの視覚的表現を行う言語</dd>
</dl>

複数の用語に説明する例

<dl>
  <dt>HTML</dt>
  <dt>XHTML</dt>
  <dd>WEBページの文章構造を記す言語</dd>
  <dt>CSS</dt>
  <dt>スタイルシート</dt>
  <dd>WEBページの視覚的表現を行う言語</dd>
</dl>

1つの用語（<dt>要素）に対して、複数の説明（<dd>要素）を付けることも可能です。

仕様

HTML5.1

4.4.9. The dt element

HTML5

4.4.9 The dt element

HTML4.01

10.3 Definition lists: the DL, DT, and DD elements

関連する要素

• <dl>要素
• <dt>要素

関連するレッスン

用語説明型リストの要素 HTML 入門#10

用語説明型リストのdl要素、dt要素、dd要素の使い方について見ていきましょう。