label要素とは
<
要素は、<label>
要素を使うことで、コントロール部品とそのラベルを関連付けすることが出来ます。これにより、視覚的にWEBサイトを閲覧することが困難なユーザーに対して、どのコントール部品のラベルかを伝えるサポートができます。また、
ラベルをクリックすることで、関連するコントール部品を選択状態になるようになります。
- 意味・役割
- フォームのコントロール部品と関連するラベルを表す
- 利用できるバージョン(HTML4.01以降)
- 全てのバージョン
- コンテンツ・カテゴリ
-
- フロー・コンテンツ
- フレージング・コンテンツ
- インタラクティブ・コンテンツ
- フォーム関連要素
- パルパブル・コンテンツ
- コンテンツ・モデル(梱包できる要素)
-
フレージング・コンテンツ
ただし、<label>
要素内に、別の<label>
要素は配置できない。また、そのラベルが示すコントロール部品(<input>
、<textarea>
、<select>
、<button>
、<keygen>
、<output>
、<meter>
、<progress>
)以外の要素も配置できない。
(HTML5より前:<label>
要素以外のインライン要素) - この要素を配置できる親要素
- フレージング・コンテンツが配置できる要素
サンプルコード
<label>
要素は、ラベルとなるテキストと、コントロール部品のどちらもを囲む方法と、
<label>
要素に、for
属性で、コントロール部品のid
名を指定して関連付ける方法の2つの方法でマークアップできます。どちらの方法でマークアップしても正しく関連付けができており、ラベルをクリックしたら、関連するコントロール部品が選択状態になります。ただし、Internet Explorer 6 はfor
属性を使った方法にしか対応していません。
label
要素にラベルと、コントロール部品のどちらもを囲んだサンプル
<label>
要素にラベルとなるテキストと、コントロール部品のどちらもを囲む方法のマークアップ例です。
label
要素にfor
属性を使ってコントロール部品と関連付けるサンプル
<label>
要素にfor
属性を使ってコントロール部品と関連付けるマークアップ例です。for
属性には、関連付けるコントロール部品のid
名を指定します。従って予めコントロール部品には、id
属性を指定しておきましょう。
label要素で使える属性
どの要素にでも使えるグローバル属性と以下の属性が使えます。
for属性
属性は、ラベルと関連するコントロール部品のid
名を指定する属性です。この属性で指定したid
名を持つコントロール部品と関連付けされます。
- 属性値
-
関連するコントロール部品の
id
名 - 利用できるバージョン(HTML4.01以降)
- 全てのバージョン
form属性 HTML5で追加
属性は、
<label>
要素を、<form>
要素の中に配置したかった場合に、関連する<form>
要素を指定する属性です。
<label>
要素を、<form>
要素の中に配置したかった場合は必ず必要な属性で、属性値には<form>
要素に指定した、id
属性の値を指定します。
label要素のサンプル
仕様
- HTML5.1
- 4.10.4. The label element
- HTML5
- 4.10.4 The label element
- HTML4.01
- 17.9.1 The LABEL element
関連する要素
<form>
要素<input>
要素<textarea>
要素<select>
要素<option>
要素<optgroup>
要素<button>
要素<fieldset>
要素<legend>
要素